あたらしい御星まで

音楽と情緒とその他もろもろ

果断

2022年、夏の終わり頃にふとスマホも持たずに夜のドライブをしたことがあった。

Mr.Children『I wanna be there』

をひたすら聴きながら。

 

"必要なもの 足りないもの

そうだ そのままに感じること

生きてることにもっと感謝して生きていたい"

"I wanna be there

「アンタらしいね」って微笑んで

さみしそうに見送ってくれないか"

 

当時25歳、仕事や人生に関して不安が多かった。

一度それらを忘れ、一人で見知らぬ土地へ旅に出たいと強く思っていた。しかしそれを実行するにも不安が付き纏う。その不安を払拭させ、背中を押してくれた楽曲が『I wanna be there』だった。

数ヶ月後、2泊3日の東北4県一人旅に出た。

出会ったひと、初めての景色、全てに感動した。

そして転職し、8年勤めた会社を辞めた。

それから半年余り、今は楽しく未来に希望を持って過ごせている。

 

この楽曲が持つ本来の強さは、人生の大きな選択する際の不安を一押ししてあげるような曲だと思う。

けれど、ポケットから出せるくらいのサイズ感で身に着けていれば、人生の強い味方で居てくれる楽曲だと感じている。

 

その先に"なにか"があるなら、なにか"希望"が見えるなら、そこへ行く価値は大いにあると思う。